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イエローストーン国立公園でアルバイト [アメリカの国立公園]

アメリカの国立公園で日本人が働いている?!
そんな驚きが彼女に出会ったときの感想でした。彼女は日本の大学に通う学生で,夏休みの間のアルバイトなのだそうです.話を聞いてみると彼女以外にもたくさんの学生のアルバイトがアメリカで働いているらしいのです。実はある機関が世界中の学生を対象として行っている「ワーク&トラベル アメリカ」というプログラムがあり、彼らはその参加者なのでした。

彼らの主な仕事はレストラン・ファーストフードやホテル・ロッジのベットメーキングなどが。ショップで店員をしている人もいます。プログラムに参加できるのは18歳から25歳までの学生に限られていて、残念ながら社会人になってしまったもん吉とゆき造は参加資格はありません。また勤務先は国立公園には限らないそうですが、夏休みの始まりが遅い日本の学生にとって、募集時期の比較的遅い国立公園はねらい目なんだとか。

主にLakeLodgeカフェに関するアルバイトのことを中心に取り上げてみましょう。

気になる時給・・・国立公園のカフェやレストランのバイトの時給ってどれくらいだろうか?チップ社会のアメリカからするとウエイター等は最低賃金と言うイメージから$3台と勝手に想像していた。しかし今年の彼らの時給は予想よりは数ドル高かった。しかし日本でのバイト代よりは低いようで不満はあるようです(笑)。Yellowstone園内でのバイト代はどこも同一。

シフト・・・カフェは早番・普通・遅番の3勤交代制。早番は5:30頃から遅番は22:00頃まで。ベットメーキングは14部屋/1人/日担当、終了次第自由。

食事・・・園内の各カントリーにEDR(employee dining room)があって、そこでIDカードを見せれば食べることができる。味・内容はどうやら高級?レストラン系列の食堂はメニューが豊富でカフェなどの食堂は品数が少ないらしい。

・・・イエローストーン園内で各自配属されたバイト先の近くに寮がある。寮費約$60,基本的に2人/1部屋だがバイトの人数が少ない時期には1人1部屋占領可能だった人も中には居る。バス・トイレは共同。バス(シャワー)は3つとの事。なので女子寮は競争率が激しいと思ったがバイト勤務時間帯の影響もあり取り合いになったことはないそうだ。
またバイト専用の集会所(バー)があり夜な夜な集まって楽しく交流しているそうだ。

交通費・・・交通費は無し。
日本からイエローストーンに限らず各国立公園までは各自で行かなければならない。航空チケットの手配からローカルなバスまですべてだ。イエローストンでのアルバイトの場合すべて北口にバイト用の窓口があるため北口が玄関口となっている。

休みの日の過ごし方・・・国立公園内で数ヶ月、車無しで過ごすこと考えると彼らは一体どうしているのだろうか?園内のシャトルバスは無料。しかしイエローストンのシャトルバスはゆっくりトレイルなどする程の停車時間がないようで、滞在中何度もオールドフェイスフルに行くがモーニング・グローブは見たことがない(見る時間がない)、と言うのが現実。
そこで彼らの多くはパーク従業員を中心にヒッチハイクをして各カントリー(目的地)に連れて行ってもらうそうだ。もちろん帰りもヒッチハイク。ちなみにヒッチハイクはアメリカでは違法な為レンジャーに見つかると注意されるそうだ。

配属・・・イエーローストーン内での配属希望は職種は第3希望まで選択可能。カントリーの指定は基本的に不可らしい。
チップの有無や社食の良し悪しを考えるとオールドフェイスフル辺りのホテルの高級系レストランが一番いい気が個人的にするが、こればかりはやってみた人しかわからない。

どうすればアルバイトの申し込みができるの?・・・あるプログラムに登録し参加することが可能。登録窓口に登録料を支払って申し込む。


今回もん吉とゆき造はMerryさんと出合った翌日グランデテトンNP行く予定を組んでいた。彼女は次の日が丁度休みの日で特に予定もないと言うことだったので急きょ1日だけ我々の旅に同行することになったのだ。

*このページはこの夏イエローストーンでアルバイトしていたMerry(匿名)さんから聞いたことをもん吉とゆき造の解釈を入れて書いています。Merryさんありがとう。

※2000年頃の情報です


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